バビット社に買収される前のフロリダで製造されたオットーリンク スーパー トーン マスターの9番です。通称は、表題の通りフロリダリンク。1950～1960年代に製造され、材質の違いや造りの良さから現行品と比較して素晴らしいサウンドとプレミアが付き、年々高騰しています。こちらは、USA刻印が有るので1960年代以降の物と思われますが、シリアル等ないので詳細は不明。低いバッフルとラージチェンバーを持ち、現行品と比較してよりダークで深い鳴り。サブトーンの存在感は震えが来ます。薄めのリード（ラ・ヴォーズMSやS）との相性が良く、Jazzコンボ等で真価を発揮します。セルマーSBAやマークVI、キングスーパー20等のヴィンテージ楽器と合わせれば、往年のサウンドを再現出来るかも知れません。状態は、表面の金メッキはホボ残ってなく下地のニッケルメッキ、一部メッキ剥がれもアリ。ティップレール部を中心に、整える程度にリフェースされておりハッキリした輪郭の有るサウンド。ティースプレートは、前任者の癖か手前側が削れています。メッキ仕様のオリジナルリガチャー＆キャップ付属。試奏に関しては、四日市まで来られる方限定、貸し出しは致しません。手渡しな遠方の方は、送料を御負担ください。また、そこそこ高額ですので、値下げ交渉には応じます。価格は、一応現在の市場価格に準じていますが、本音は正直高すぎると思います。転売防止の意味で高めに表示、末永く愛用して下さる方なら、値引きに関して応相談。交渉歓迎します。画像の追加等、ご要望が有れば受け付けます。