ジムテックの大型真空管パワーアンプ、M-100の出品です。
カッコ良いブランド名ですが、日本のマニア垂涎のジムランとアルテックを組み合わせたようです。
サイズは実測でW481ⅹD427ⅹH240mmあり、フロントパネルはアメリカンなラックマウントタイプです。
重量はとにかくクソ重く40kgあり、出品するのが気が重かったです。
写真撮影ではもう腰がキツく、明日は腰が痛いと思います。
しかしそれは重厚な厚みのあるサウンドに、貢献しているはずです。
昔JBL-4343を使っている時なかなか良いパワーアンプが無く、評価が高かったマランツ・マッキン・SAE等々でも、大音量派の私には満足できずスレッショルド500なら最高てすが、高くて買えません。
そんな時オーディオ店から、本機を聴いてみては？と勧められました。
さして期待もせず、重いので知り合いのマニアに手伝ってもらい、鳴らしたとたん二人は思わず顔を見合わせました。
あの鳴らしにくい4343を、苦も無くドライブしたからです！
そのくらい駆動能力の高さに、二人でビックリしたものです。
パワー管はKT-88のプッシュプルで50Wⅹ50Wですが、バワー感は数値ではなく電源部で決まると思います。
視聴はダイヤトーンDS-2000とラックスA-3300で行いました。
大迫力のブライアン・ブロンバーグのウッドは、補強した試聴室の床を振動で揺るがしました。
高音はビアノの高弦が、綺麗に伸びます。
良いアンプですが、ギックリ腰の私には重すぎますので、残念ですが手放さざるを得ません。
本機をご愛用いただけるマニア様の、落札をお待ちしております。