Ravenscragブランドの東京町田にある茶位工房製コンサートウクレレです。1959年からギターやバイオリンなどを製作されている老舗の楽器工房です。こちらは茶位幸信氏がまだご存命だった頃のウクレレです。残念ながら2011年に他界され現在は息子さんが後継ぎされ国産に拘り楽器を製造されております。
こちらはプイヤーズコンディションとなっており、全体的に使用感が多くお世辞にも綺麗とは言えませんが、弾き込まれた大変鳴りの気持ち良いウクレレです。作りが非常にしっかりとしていて、恐らく最初はそれほど鳴っていなかったのではないかと思いますが、音の角がとれて深みのある奥ゆかしい音色に成長しています。ハワイ製ではあまり感じられない音に芯がありクリアな出音で、オールコアボディ特有の甘さもしっかりとあります。乾いた感じもありますが艶っぽさも感じられます。主観ではありますが、大変良い音色だと思います。ベルシェイプなので音量も豊かです。音色の傾向としては、ソロスタイルや伴奏どちらでもマッチしていると思います。
トップ材にはブレーシングが縦に3本付いています。そのおかげもあってか、これだけハードに使用されてきたにも関わらずトップはほとんど変形が見られずフラットに近い割れやブリッジの剥がれはありません。
ピックアップはパッシブタイプのコンタクトマイクです。ボディ内部に貼り付けてあります。ボディサイド部分でボリュームとトーンを調整できます。
目視ですがネックは少し順反り方向に動いておりますが、12フレットでの弦高が約2.7㎜ほどで、サドルは約3㎜の余裕がありますのでまだ調整幅も残っております。ナット側は低目に調整してありますのでローポジションも押さえやすいと思います。
詳細画像です。ご確認の上ご検討お願い致します。https://photos.app.goo.gl/f3NQXb1zufnbTaJP6

湿度計が付いたセミハードケース(使用感あり)が付属します。
ケースの上にプチプチを巻いて発送する予定です。
品となりますのでご理解のある方のみご入札ください。神経質の方のご入札はご遠慮下さいますようにお願い申し上げます。基本的にはノークレーム、ノーリターンでお願い致します。お互いに気持ちの良いお取引になれば幸いです。何卒ご検討お願い致